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わたしの気づきの原点は、14歳の頃。腎臓の難病を患い、3年の闘病生活を強いられました。

好きだった運動もできず、病院で投薬の日々…そんなとき、母の友人が気がまぎれるようにと毎日のように見舞ってくれたり、同級生が代わるがわるカセットテープで流行りの曲を持ってきてくれたり。

それまで自分のことで精いっぱいだったわたしが、『なぜこの人たちがわたしに優しくできるのだろうか？』と、他人を思う気持ちであったり、やさしさに触れることで、その大切さに心から気づくことができました。

その気づきは、14歳から30年以上経った今もわたしの心に根差しており、『自分への気づき、他人への気づき』は、PilatesBodyの目指す目的ともなっています。

人は生まれ持った環境という枠にとらわれてしまうもの。心はもちろんですがカラダもそれは同様で、15歳までの成長期に定着してしまった癖や歪みは、大人になると意識しなければ改善しないことがほとんどです。

そうしたカラダの癖や歪みを抱えたまま過ごす人生はつらく、カラダも健やかでなければ心もつらく、自己肯定感も生まれず、自己肯定感が低いままでは自分に気づくこととはもちろん、他人への気づきも生まれません。

そもそもピラティスとは、『自分のカラダをどうすれば機能的に動かせるようになるのか？』を頭とカラダを連携させて、エクササイズを通じて学んでいくもの。自分のカラダのあるべき姿をピラティスで学習させる、取り戻すものなのです。

14歳の頃にわたしに他人への愛を気づかせてくれた知人や友人たちのように。ピラティスはわたしに、自分とカラダへの向き合い方を気づかせてくれました。そのピラティスを通じて、クライアント様も、働く人も、気づくことで環境の枠を超え、心から豊かな人生を過ごしてもらう。

健やかさも、美しさも、背骨から。

PilatesBodyのピラティスが、人生の様々な気づきとなるよう、私たちは今日も、背骨とカラダに向き合います。